銀座店の売り場にて。
ふと気づいたら、目の前に宮本さんがいた。
宮本さんはもともと高校の教師で、農業を通じて人間形成とか社会の役に立ちたいと熱く語る滋賀の農家だ。
常時、10名程度の研修生を受け入れ、年間100品種、常時30品目を作っている。
りょくけんには大きなブロッコリーや極太ねぎを納めてくれており、熱烈なファンも多い。
研修制度やリクルーティングで、わりと頻繁に上京する。
時間があれば売り場に立ち寄ってくださっている。
「これは見事やなあ。」
宮本さんが唸った。
「オレンジ白菜といって、うまいし甘いですよ。」
「オレンジ白菜がうまいのは知っている。甘いのも知っている。
でもここまでオレンジ色が濃いのは初めて見た。見事だ。」
まず自分は宮本さんにはほめられたことが無い。
今回も自分がほめられたわけではないのだが、とても嬉しくなった。
オレンジ白菜は、愛知 豊川の牧内さんが誇る2大商品のひとつだ。
品種は「オレンジクイーン」と言って、だれにでも手に入れられる。
関東では、茨城の「霜降り白菜」がもっぱら有名で、このオレンジ白菜はあまり見られない。
寒さにあたって、今最高に美味しい。
うまいし甘いのだ。
そういえば息子がこの白菜と豚肉のミルフィーユ仕立てをうまいうまいと言って食べていた。
特にスープが美味しかったようで、「スープもちょうだい」と最後までよく食べた。
2月の声が聞こえてくると終了するので、ぜひこの味を今のうちに味わってほしい。
■オレンジ白菜 販売はこちら↓
http://shop.ryokuken.co.jp/products/detail.php?product_id=390