国東(くにさき)半島の東にある大分空港から、車を飛ばすとほんの20分ほどの場所に、山崎さんのハウスはある。県庁所在地である大分市とは、守江湾を挟んで対岸に位置する。
山崎さんのご自宅は、その守江湾を見渡す山の中腹にある。
その敷地内の一番高い場所に、建てられたハウスで、いちごトマトを栽培している。やや込み入った立地なので、知らなければ、決してたどり着けないだろう。
牡蠣などの海産物とみかんの名産地だが、山崎さんは人とは違うことをやりたい、と30年前から、りょくけんと一緒になって、トマト栽培を行っている方だ。
ハウスのクセを熟知していて「この場所は水がよく切れるから、糖度も上がりやすい。びっくりするようなものができるんよ。」
水は、根が土についてからはほとんどやらない。
ハウス内の温度にも気を配り、訪問した際にも
「ごめん、ちょっと写真でもとって待っててくれる?」
と屋根の開け閉めの調整をするなど余念が無い。
ただ、それでも大変なのは、日照なのだという。
「どんな技術を持ってしても、おてんとさんにはかなわない。」
冬の杵築は曇天が多く、そこが悩みの種。
少しでも日が出たら、葉に向かって肥料を与え、調整する。そうした努力の末に、旨みも甘みも兼ね備えたトマトが出来る。
今はまだ出始め。春めいた頃には、もっと美味しくなっていく。
■いちごトマト 大分県産 約500g 1,260円 / 約1kg 2,310円
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