りょくけん東京

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俺なんかはちょっと食べにくいと思うけどね。

今期は、柑橘の出来が今一歩だ※。特に、瀬戸内海の地域の農家さんは、小ぶり傾向なのと、寒(カン)に当たって、スが入っているものがあり、収量が伸びない、と声をそろえる。

例年、柑橘のラストバッターとして人気なのが、河内晩柑。5月末ごろに登場し、7月中旬くらいまで、貴重な存在として店頭に並ぶ。

愛媛の八幡浜市の二宮さんのものをいつも扱わせていただいているが、12月と4月の寒にあたり、今期は9割がダメだという連絡があった。残念だ。

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福岡の古賀、森さんに連絡を取ってみると、ちょうど収穫しようと思っていたところだという。森さんにはネーブルや不知火(デコポン)でお世話になっている。状態を聞くと、

「良いと思うよ。俺には、手がべとべとしすぎて食べにくいと思うけどね。」

という回答が返ってきた。河内晩柑は、ジューシー柑とも呼ぶ。最後の最後まで樹になっているので、ジュース分を果実内にたくさん内包し、とてもジューシーになるからだ。

すでに池袋店には先行して投入。スタッフ内での評判も上々だ。

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黄金柑から続けているクレソンのシトラスサラダにも好相性で、もう少しの間、お客様にも楽しんでいただけそうだ。

■河内晩柑(ジューシー柑) 福岡県産 1玉 399円

■クレソンのシトラスサラダ 100gあたり 399円

※出来が悪い。収穫量が無いときや小玉傾向のときに、よく使われる。味の面では、例年と遜色無い。