「? まずい、この苺…。」
昨年のクリスマスのこと。スタッフさんたちと祝おうと、クリスマスケーキを予約し、閉店後にみんなで食べた。
ところが、まずい…。
先日、こちらのサイトでも紹介したが、りょくけんで扱っている苺はかなりおいしい。その味でみんなも盛り上がっていたから、なおさらショックだった。
じゃあ、今年は自分たちでつくろう!
と今、懸命に試作を繰り返しているのが、「苺のタルト」だ。もちろんタルトにのるのは、その、花田さんの苺。それも、14cmの比較的小さなタルトの上に、3/4Pくらいを使うことにした。こぼれ落ちんばかりの量だ。
「何よりも苺のことを考えとるけんね。」とは花田さんの言葉。愛情がいっぱいつまった苺は、まさに農家さんからのクリスマスプレゼントかもしれない。
そしてー。 その苺に負けない原材料をそろえた。
まずはカスタードクリーム。
牛乳は、那須高原で、動物性のえさ与えず、植物性のえさで健やかに育ったジャージー牛のもの。
卵は、これまた動物性のえさを与えず、植物性のえさで育った鶏から生まれた卵。コシがあり、臭みが少ない。
お砂糖は、キューバ産の有機栽培もの。完全に精製されていないので、豊かな甘みがある。
バニラビーンズはマダガスカル産の、これまた有機栽培のもの。こちらをたっぷりと使った。
そしてタルト生地。
小麦は、北海道和寒の西川さんのつくったハルユタカ。
隠し味の塩はイタリア北部チェルヴィアのものを使用。
バターは上記ジャージー牛の無塩バターを、今回は特別に分けていただいた。風味が強いのに、さっぱりした特別なバターだ。
そのままでおいしい苺をタルトにした。今年は、長年お付き合いのあるお茶の生産者 太田さんが作る紅茶もセット。クリスマスという特別な日に、ぜひ召し上がっていただければと思う。
■【数量限定】しあわせ香る苺の冠タルト 佐賀県嬉野(うれしの)産 紅茶付。 1台 2940円(税込) 14cm(2~3名様分) 23日・24日の2日間限定。 お見逃し無く。