間もなくバレンタインデーである。
チョコとフルーツをうまく合わせることができないのかと、毎年気をもむ。
りょくけん松屋銀座店には、調理学校も出てパティシエとして勤めていた方もいるし、元チョコレート屋さんに勤めていた方も、他に2名いる。
今年こそ!と挑戦中。
ただ、やっぱり私にはなかなかハードルが高い。
元パティシエの方もプライベートの時間を使って、試作してくださった。
出来栄えの違いは、明らか。
チョコレートを湯煎にかけて溶かし、そこにいちごや金柑をつけるだけ、と言えばそれまでなのだけれど、
湯煎の温度は50度が適温で、その後、20度まで下げて、また50度にする”テンパリング”と言うつや出し作業がある。
一朝一夕ではちょっとできない技術だ。
そもそも、ショコラティエと言う専門の職業まで成り立つ分野。
なかなか難しいのかもしれない。
また、湯煎の温度が高すぎると、分離したり、固まった際に粉を吹いてしまうそう。
それを防ぐため、量産するチョコレートには乳化剤が添加されている。
前述の”テンパリング”も、市販のチョコレートには、”光沢剤”という添加物がよく使われている。
やっぱり少し難しいのかもしれない。