松屋銀座店内のりょくけん。
柱を囲むようにレイアウトされた店舗の一角には別のお店が入っている。
オリーブ屋さんだ。
一緒にオープンして、14年が経つ。
久しぶりに、社長さんがいらしていて、店頭で販売や、暇さえあれば、レジや壁などを磨いていた。
オープン当初は頻繁に販売応援にもいらしていたけれど、本当に久しぶりに、おそらく10年ぶりにお会いした。
「どうですか~?」
相変わらず物腰が柔らかく、颯爽としている。
「かくかくしかじかで~」
なんて話していたら、
「そうだよね、デリカのメニューもすごい増えたよね!」
ごくごく簡単に申し上げれば、上段にある皿盛り商品は、12皿をベースに、10皿しかできないときも、11皿しかできないときもあった。
現在は13皿。
数字上、そんなに増えたわけでもないかもしれないけれど、他人の目から見て、すごく増えたように見えたなら、それはスタッフさんたちの努力の賜物だろう。
自分が褒められたわけではないけれど、とても良い気分だった。