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社長日記

四角い頭を丸くする??

満員の通勤電車で、できることといえば、つり広告を眺めることである。
あまりテレビを見ない私にとって、現代の情報にキャッチアップする貴重な機会と言って良い。

少し広告とは違うのかもしれないが、有名進学塾の日能研の「四角い頭を丸くする」と題された、私立中学の試験問題の例題は、いつも興味深い。

今回の例題を要約すると・・・。

世界中のバナナが食べれなくなる日が来るかもしれない、というニュースがあった。
調べてみると、食用とされるバナナは、突然変異で、種子ができなくなったもの。
木に見えるものは、枝であり、本来の木は地下に埋まっている。
バナナを増やすには、この枝下にできる子株を採取して、新たに植えることで、増殖させることができる。

したがって、親株と子株は同じ遺伝子やDNAを持っている。

あるカビ菌が流行し、それに感染したバナナが枯死した。

このことについて、次の問いに答えよ。

問1)バナナの親株と子株と同じ関係であるものを次から選びなさい。
1.なすの雌花とその種
2.じゃがいもとその芋にできる芽
3.とうもろこしの隣り合った粒
4.タンポポの綿毛とその種子
5.ぶどうの同じ房にある実と種

問2)
ひとつの病気にかかりやすいかかかりやすくないかは、さまざまな要素があるが、ひとつには遺伝子によって決まるといわれる。
そのことを踏まえ、なぜ世界中でバナナが食べられなくなる日が来る、という理論が成り立ったのか書きなさい。

皆さんはわかります???